
どうも。とぷす君です。
女性のなかには「セックスで気持ち良くなれない」「女性として”感じる”ってことがよくわからない」という方もおられますね。
もしかするとそれは、次の『脳と心のモードチェンジ』が行われないままに、セックスをしているからかもしれません。
・通常モード(仕事や家事など、日常のモード)
↓
・リラックスモード(頭も身体も休めて、安心してリラックスした状態)
↓
・性的敏感モード(頭も身体もエッチな気分になっていく状態)
今回はこの女性のモードチェンジについてお話していきたいと思います。
通常モード
私たちは普段生活しているときはまわりからの様々な危険を避けようと考え、脳もカラダも、神経を警戒モードにしていますね。
道を歩いていたら人や車に気を使いますね。
料理をしていたら、火やお湯による火傷、包丁によるケガをしないようにと自然に警戒する神経が皮膚に巡らせられるわけです。
このとき、皮膚というセンサーは、外部からの刺激にも警戒感をもって反応します。
カラダに何かが触れたら、さっとカラダがそれを避けるように反応してくれるのです。
しかし、セックスにおいては、このカラダが避ける反応は、よくありませんね。
なので、気持ちのいいセックスをするためには、通常モードのままではダメだってことなんですね。
「わたし、セックスが気持ちよくないんです。カラダに触られても嫌な感じしかしないんです」
という女性がおられたら、もしかすると通常モードのままセックスしちゃってるのかもしれませんね。
リラックスモード
リラックスモードは、頭も身体も休めて、安心してリラックスした状態のときです。
これにはいくつか条件がそろう必要があります。
条件1:外部から一切の攻撃のない安心の空間にいる
安心の空間というと、自分の部屋だったり、まわりと区切られた場所だったりと、自分のプライベートがしっかり守られた空間ということになりますね。
条件2:チカラを抜ける体勢がとれる
ソファに座っている。ベッドに寝転んでいる。など、全身のチカラを抜いてしまっても安全な状態にいるってことですね。
条件3:そのまま寝落ちできる
これも重要で、寝てしまえば、自然に警戒モードは解除されます。なので、そのまま寝てしまえる状態というのは、リラックスモードになりやすい状態と言えますね。
条件4:カラダに緊張や凝り・疲労がたまっていない
ここがね、ポイントになります。
自分の部屋のベッドでくつろいでいても、肩こりや肩甲骨まわりがカチコチで、痛みがあったりすると、リラックスできないんです。こういう場合はマッサージなどを受けるほうがリラックスしやすいかと思います。
条件5:カラダが冷えていない
カラダが冷えていると、リラックスモードになりにくいです。特に女性の場合、足先が冷えている状態の方が多いですね。リラックスするためにも、次の方法で足をマッサージするといいですよ。
<カラダを温めるマッサージ>
1.隣り合う足の指を手で持って、前後逆方向に、ひっぱります。まるで足の指2本が歩いてるような感じで、前後に動かします。これを足の指全てに行います。
2.隣り合う足の指の股のところを指圧します。
以上です。
血の巡りがよくなってくるかと思います。
さらにお風呂に入ったり、あたたかい飲み物を飲んだりして、カラダを温めましょう!
条件6:安心感を得られる彼の言葉
最後の条件として、一緒にいる彼からの言葉で、「安心感」が得られることが大切ですね。
つまり、彼に大切に守られているという状態になることで、完全に身をまかせられるリラックスモードになることができるんですね。
リラックスモードでようやくイチャイチャOK!
リラックスモードの条件がそろうと、ようやくカラダは肌への警戒や抵抗をなくし、彼からのタッチを受け入れます。
しかし、このリラックスモードでは、まだ、まんちゃんは濡れていません。
普通にお風呂上りにくつろいでスマホ見ているのと同じ状態です。
ここから、気持ちのいいセックスをするためには、彼との関係性のなかで、肌の感覚が『性的敏感モード』に変化し、まんちゃん濡れまくり状態になっていかないといけませんね。
もし、このリラックスモードもまま、セックスに突入すると、やっぱりこんな感じになってしまいますね。
「彼といると落ち着くし、安心するんだけど、、、セックスが気持ち良くない。。。」
はい。これ、よくあることかと思います。
リラックスモードは、セックスOKなモードではないんです。
まあ、でも実は男性は、リラックスモードでセックスして十分に満足できてしまうので、多くの男性はリラックスモードのまま、おちんちん入れたくなっちゃうんですね。で、女性もまだあんまりそこまで挿入の状態じゃないけど、安心感をくれたからとおちんちんをうけいれてしまい、先ほどのような感想になってしまうんですね。
実はね、このリラックスモードというのは、セックスのモードじゃなくて、イチャイチャするのにぴったりなモードなのです。
服を着たまま、お互いのカラダに触れあったり、抱き合ったり、キスしたり、楽しく会話したりする時間にぴったりなのですね。
前回の記事で『おしゃべりしながらキスをする』というのを書きましたが、このリラックスモードはまさにその時間に最適ですね。
さらに、さきほどのリラックスの条件にあげたように、女性のカラダが疲れていたり、カラダが凝っていたり、カラダが冷えていたりすると、よくありません。なので、二人でマッサージごっこなどしながら、女性側のカラダがより深いリラックス状態になれるようにイチャイチャするのも良いですね。
性的感覚の敏感モード
女性のカラダは性的快感に敏感な状態になると、全身が性感帯に変わってきます。
普段は絶対にさわられたくないような場所ほど、おどろくほど感じやすい部分になってきます。
たとえば『足の指』『足の裏』『脇』
通常モードや、リラックスモードで、足の指や足の裏、脇などを他人にさわられると、くすぐったくて、場合によっては相手を蹴とばしてしまうこともあるかもしれませんね。
しかし、性的敏感モードに入った女性は、足の指や足の裏、脇が、もっとも気持ちの良いエクスタシー部位だと気づくようなります。
足の指や足の裏、脇を、男性にペロペロなめられると、性的興奮がどんどん高まってくるのです。
そうして、頭もカラダも完全なエッチ気分での陶酔状態になると、カラダ中どこを舐められても気持ちがよくなっていきます。
『女性は全身性感帯』だと言われるのは、実はこのモードのときなんですね。
もちろん、このような状態であれば、おちんちんの挿入でもイキやすくなってきますね。
リラックスモードから性的敏感モードへのスイッチ
女性が性的敏感モードになるには、リラックスモードからのスイッチの切り替えが必要になります。
そのスイッチとになるのは「キスと会話とやさしいボディタッチ」です。
ここでの会話は、ぜひエッチな話をしましょう!
女性自身が自分の口からエッチな話をすることによって、自分でエロモードになってしまう女性が多くいます。
おすすめは、好きな体位と、感じやすい場所を、相手に伝える会話がグッドですね♪
セックスの前にいろいろとエッチな話をしておくと、セックスのときに相手の好きな体位や感じる部分を先に知っておくことができるので、流れがスムーズになっていきますね。
またセックスが何度かある相手には「前回のセックスでここが気持ちよかった。あれが良かった。今度はこんなこともしてみたい」という会話をしてみるのも良いですね。
そのような会話をハグやキスをしながら行っていると、どんどん性的に感じるモードになってくるでしょう。
女性が自分からちょっと勇気を出して、エッチな話をすることで、リラックスモードを性的敏感モードに変化させていくことができると思います。
女性がセックスで感じられる3つの要素
さて、人間の肌にはモードがあって、警戒(他人を拒絶)、リラックス(他人を受け入れる)、敏感(性的に感じる)の段階で、切り替えがあるというのを説明しました。
冒頭でお話した「セックスで気持ち良くなれない」「女性として”感じる”ってことがよくわからない」という女性なのですが、実際にそのような相談を僕自身がされたことがこれまでにも何度かあります。
そういった女性は自分は不感症なのかなと悩まれているのですが、僕が実際にこのモードの切り替えをしてあげると「初めて女性として”感じる”ってのがわかりました」「はじめて中イキできました」という喜ばしい声をいただきました。
男性がセックスで気持ちよくなるのは、簡単です。男性はリラックスモードで十分満足できるからです。
しかし、女性がセックスで気持ち良くなるには「安心・安全」「リラックス」、プラス「私、エッチになっちゃった!いや~ん!」が必要なのですね♪