どうも。とぷすくんです。
僕は恋愛カウンセラーをやっていることをきっかけに、女性の性やセックスや、女性のオーガズムについて、日々研究しているんですが、、、
女性の性のメカニズムはとても複雑ですね。
なぜ複雑に感じるかというと、それは女性の場合、オーガズム(エクスタシーを感じて気持ち良さの絶頂を迎えること)と妊娠するための機能が無関係だからです。
オーガズムを迎えなくても、膣内で精子を迎えることができれば、妊娠に繋がります。
だから、子供を作るという動物的な身体の目的において、オーガズムは必要ないわけです。
反対に男性は単純です。男性はオーガズムを感じながら射精します。射精は子供をつくるために必要な行為なわけですから、男性の場合はオーガズムがちゃんと妊娠へのプロセスに組み込まれているわけです。
つまり、男性と女性とでは、オーガズムに対するそもそもの意識や感覚が違うということになります。
男性にとっては「オーガズムを迎えること=射精(妊娠のために精子を放出すること)」なので、オーガズムは妊娠(子孫繁栄)に必要不可欠な要素なのです。
しかし女性の場合は、オーガズムと妊娠が全くつながりをもっていないので、そこまで真剣にオーガズムを求めなくても生きていけるし、子孫を残していくこともできます。
セックスでオーガズムを迎えたことのない女性が多いというのは、ここにその理由があるのではないかなって僕は考えているわけです。
つまり女性の場合、セックスには2種類の意味があって、ひとつは「妊娠して子孫繁栄するためのセックス」、もうひとつは「オーガズムを感じるためのセックス」です。
実は女性の場合は、この2つのセックスを切り分けて考えないといけないのかもしれないのです。
それはちょうど、男性のおちんちんに「おしっこ」と「射精(オーガズム)」の2種類の機能があるのと同じようなものなのです。
男性は「おしっこ」と「射精(オーガズム)」をちゃんと切り分けて考えることができます。
しかし女性の場合「妊娠のためのセックス」と「オーガズムのためのセックス」を切り分けて考えていない方も多いのかもしれませんね。
僕がこれまで接してきた多くの女性から感じるには、セックスでオーガズムを迎えることのできる女性というのは、完全に「オーガズムのためのセックス」を切り分けて考えている方が多いんじゃないかなって思うんですね。
つまり、女性がセックスでオーガズムを迎えるためには、女性側がこれは「オーガズムのためのセックス」だと自覚をもって積極的にセックスを楽しもうとする姿勢が必要だということなんです。
女性側がはじめから「オーガズムのためのセックス」をもとめることで、自然と身体がオーガズムを迎えやすい状態になっていきやすいんですね。
こういう気持ちの積極性がけっこう大事だったりするんですね。
クリトリスの存在意義
人間の身体のあらゆる部分は生命を維持したり、危険を感知したり、子孫を反映するために、何かしらの機能があるものばかりです。
しかし女性の身体には、ひとつだけまったく生命維持にも、危険察知にも、子孫繁栄にも関与しないモノがあります。
それがクリトリスです。正確にいうと陰核亀頭(いんかくきとう)の部分です。
クリトリスの役割は女の子がエクスタシーを感じるためだけにあるといっても間違いではありませんね。実際、それ以外の機能はないわけです。
男性のおちんちんは、おしっこをしたり、精子を出したりと、2つも機能を受け持っています。
しかし、クリトリスは、ただ感じて気持ち良くなるためだけに存在しています。
ここが女性の性のメカニズムが複雑に感じてしまう部分なんですが、これは裏返して考えるとすごくわかりやすくなります。
つまり女性は、「生命維持」「危険察知」「子孫繁栄」もまったく切り離して、ただ気持ち良くなってエクスタシーを感じオーガズムに達することだけに没頭してOKなんだよ!って神様が教えてくれているんだと思います。
単純にそう考えるのが大事なんですね。
もちろん、そのためには相手の男性が、完全なる安全や安心を女性側に与えてあげないといけないんですけどね。
「妊娠のためのセックス」と「オーガズムのためのセックス」を切り分ける
セックスというと、ついつい妊娠や子づくりと連結したイメージを持ちやすくなりますが、違うんです。
女性が気持ち良くなるためだけのセックスをしてよいことを、女性の身体が示しているんです!
もしも、女性のオーガズムと妊娠が結びついていたらどうなるでしょう?
子供を妊娠した瞬間しか気持ち良くなれないってことになってしまいますね。
それだと大変です。オーガズムを体験するたびに子供を増やしていかないといけませんからね。
そう考えると、女性のオーガズムと妊娠の機能がまったく関係ないのは、まさに望むべき素晴らしい理想のカタチなのです。
現代のセックスはコンドームをつかうことで「妊娠のためのセックス」と「オーガズムのためのセックス」を簡単に切り分けることができます。
そのことを理解したら、女性はオーガズムをもっと積極的に求めていくと良いんですね。
女性から積極的にオーガズムを求めて、自分から腰を動かしていくような気持ちになっていくとオーガズムを迎えやすくなります。この女性側からの積極性がないとけっこう難しんですね。
もちろん、そういう雰囲気に男性側がリードしてあげるのが望ましいのでしょうが、女性側から性に関して積極的に来てもらったほうが男性もリードしやすいんですね。
オーガズムを迎えるメスは人間だけ?
僕は動物のことは詳しくないのですが、、、はたして動物のメスは交尾でオーガズムを体験したりするのでしょうか?
これは僕の勝手な想像なのですが、オーガズムを経験できるのは人間の女性だけなのではないかなって思っています。
ホントの意味での昇天状態(連続中イキ状態)を経験した女性は、しばらくのあいだ下腹部が勝手に震えて止まらなくなります。(もちろん気持ち良くて)
動物のメスがこのような昇天状態になると、それはきっと野生では危険なことなので、そんなことにはならないんじゃないかなって思うんですね。
また、僕はスピリチュアルな経験を通して、女性が昇天する(オーガズムに達する)ことで宇宙のエネルギーと繋がることができると考えています。
これもまた人間の女性だけに許されたことなのではないかなって考えています。
さらに詳しいお話は「性のブロック大解放セミナー(中級編)」で