霊視・占いとの接し方3(霊視か?あるいは洞察力か?)

ホームズ 19世紀後半から20世紀初頭にかけて執筆されたコナン・ドイルの有名な探偵小説があります。
そうです。名探偵の代名詞『シャーロック・ホームズ』です。

名探偵シャーロック・ホームズは初対面の依頼人に対し、「あなたはこうですね。あなたの住まいはこうなっていますね」と、相手が何も言わないうちから次々と当ててしまいまわりの人間を驚かせるという類い稀(たぐいまれ)な能力を持っていました。

もちろんシャーロック・ホームズは霊視能力により相手を言い当てているわけではないですね。
小説のなかでホームズが使っている能力とは、“洞察力”(どうさつりょく)のことなんです。

たとえばこんな感じです。
ホームズが初対面の紳士に向かって「あなたの家の洗面所では明かりが右側についていますね」というようなことを言ったりします。これに紳士は驚きます。「なぜわかるのだ?」と。しかしホームズが種明かしすると、それはとても簡単なことなのです。
紳士の左アゴにはヒゲの剃り残しが多かったのです。たったそれだけのことからホームズは紳士が今朝ヒゲの剃ったであろう彼の家の洗面所の構造を読み取ったのです。

つまり名探偵シャーロック・ホームズとは“洞察力”の達人なのです。
しかしこれは何も小説の世界だけの話ではないですね。
最近でも、コールドリーディングやメンタリストなどと称してこのような“洞察力”を駆使し、まるで超能力や霊能力のように相手のことをズバリ言い当てる人が実際にいますね。(いや、かなりすごいですね。こういう人。。)

また、この“洞察力”ですが、何も心理学やコールドリーディングを研究したり訓練したりしていなくても、なんとなく自然に使っている人たちもけっこう多いと思うんですね。

よくね、“勘がするどい”人っていますね。あれは言い換えるならば“洞察力がするどい”ってことですね。
“勘”というと、まるで第六感(つまり霊感)だと勘違いする人もいるかもしれませんが、“勘”というのはあくまでその人の経験側から瞬時にその場の状況証拠を探り出し、真相を読み解く力のことなので、ようするに“洞察力”のことですね。
もっと今風に言っちゃうと“空気が読める”ってことですかね(笑)

たとえばよく刑事ドラマなどで、年配の刑事さんが「なんとなくヤツは匂うな」みたいなことを言ったあとに、「刑事の勘だ」なんて言ったりしますね(笑)
あれは第六感ではなく、長年刑事をやってきた経験側からそのような気がするってことですね。

みなさんも毎日同じ仕事をしていると、その仕事に関しては「10を見なくても1だけ見たらわかる」なんてことがあると思うんです。長年パンを作っている人は、計量器で測らなくても、パンの生地の重さがわかったりしますよね。

同じように毎日、初対面の人と接するような仕事している方は、その人のほんの少しの仕草や表情からも、多くの情報を読み取っているってわけですね。

僕はね、職業柄、面接を受けることが多いんです。反対にね、僕らの職種では毎日「面接」ばかりしている人ってのも多くいます。で、そういう方と話しているとこんなことをおっしゃります。「もう何千人と面接してるから、ちょっと話しただけでだいたいわかるよ」って。まぁ、たぶんそうなのでしょうね。

つまりね、洞察力というのは、長年の経験によって、どんどん鍛えられていくものでもあるってことなんです。

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さて。前置きが長くなりましたが、今回も霊視や占いとの接し方について書いてみたいと思います。
僕はね、職業として占い師をされている方というのは、“洞察力”がするどい人が多いんではないかと思うんです。なぜなら、たくさんの方を鑑定されているからです。

そうね、週5日で1日5人を鑑定したとすると、大雑把にいっても1ヶ月で百人ですね。
すると1年で千2百人。10年で1万2千人ですか。すごい人数ですね。
これだけの人を鑑定していれば、人を見る能力、つまり“洞察力”が鍛えられるのは当然のことだと思います。人間なんでも数をこなすと上達するものですからね。

さて、このように、霊視や占いを職業にされている方というのは、何千人と鑑定されてきた経験があるわけなので、変な話、“霊視”ではなく“洞察力”だけでもある程度のことがわかっていると思うのです。

もちろん“洞察力”も長年のキャリアによって蓄積されたものなので、すばらしい能力ではあるのですが、問題は相談者側がそのことを理解していない場合があるときだと思うのです。

霊能者に相談される方のなかには、霊能力者さんが発言されるすべての言葉が“霊視”によってもたらされている言葉だと誤解してしまう人がいるのではないでしょうか?
僕はね、キャリアのある占い師さんやスピリチュアルカウンセラーの方というのは、ほとんどの場合、“霊視”と“洞察力”を混合して、メッセージやアドバイスを伝えていると思うのです。

いわゆる完全チャネリング(チャネラーが完全に意識を失っている状態。高次元の存在に完全に肉体を貸している状態)の場合は、これに当てはまらないのかもしれませんが、そうではなくチャネラーさんに意識がある場合は、少なからず“霊視”と“洞察力”が混合したうえでの発言によるアドバイスなのだと思うのです。

また、“霊視”と“洞察力”というのはあくまでも相談者側の情報を引き出す能力なのですが、そこへ占い師さん自身の考えや概念、倫理観や道徳観も上乗せして発言されている場合がほとんどでしょう。

さて、では少し整理してみましょう。
霊視や占いによる鑑定師さんの発言には次の3つの要素が含まれていることになります。
1.霊視によって高次元からもたらされた情報
2.洞察力による情報
3.鑑定師さん自身の人生経験、概念、倫理観、道徳観

ここで困ってしまうのは、相談者側はこれらの3つの要素が混在したメッセージを聞いているにも関わらず、それぞれを分離してとらえることができないってことですね。
つまりどこまでが“霊視”によるメッセージで、どこからが“洞察力”やその方の“経験や概念”から話されているメッセージなのか判断するのが難しいんです。一歩間違えるとすべて“霊視”によるメッセージとしてとらえてしまう場合もあるのではないでしょうか。

もちろん相談者自身に“するどい洞察力”があったならば、伝えられたメッセージを先ほどの3つの要素に瞬時に分離して聞くことができるかもしれません。しかし、なかなかそこまで“するどい洞察力”を持つことは難しいですね。

僕はね、前から言ってるように、霊視による鑑定や、チャネリングによるメッセージなんかはけっこう好きなほうなので、何度もやってもらったことがあります。

でもね、僕は常日頃からこんなことばかり考えているひねくれ者なので、霊視や占いにしても、スピリチュアル・メッセージにしても、「きっと半分以上は“洞察力”や鑑定師さんの概念からの発言なんだろうな」って思いながら聞いています。

結局ね、相手がどんなにすぐれた霊能力者だろうが、超能力者だろうが、所詮人の子なので、間違ったことを言うこともあります。体調もあるだろうし、疲れているときや、予約殺到で忙しいときは鑑定結果に影響を及ぼすこともあるでしょう。

なので僕は占い師さんに鑑定していもらうときは、逆に占い師さんを注意深く観察してみたりします。「この占い師さんはどんな人なんだろう?キャリアはどのぐらいだろう?どんな概念を持っているんだろう?今日の体調はどうなんだろう?」などと相手の顔をよーくみながら、まるでこちらが鑑定しているかのように、占いをしてもらたっりします。(まったく嫌な客だね(笑))

ちなみに僕はこんな性格をしているので、なぜか占い師さんの人生やなぜ占いやこの職業を始めるようになったのかなどを、延々と語られるなんて経験もよくあります(笑)

ま、なんにしても、人は機械ではないってことですね。
もしもどうしてもダイレクトな高次元のメッセージ(つまり真っ白な状態のままのメッセージ)が知りたいのであれば、“高次元のメッセージをそのまま拾って聞ける電話”でも発明するしかないでしょうね^^

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