「君の名は。」をスピリチュアル・ツインソウル的に解説!

どうも。とぷす君です。

2016年に大ヒットした新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」について、スピリチュアル・ツインソウル的な視点から解説してみたいと思います。


「君の名は。」Blu-ray

はじめに言っておきますが、この新海誠監督の「君の名は。」は、思いっきりツインソウル(=ツインレイ)について描かれた映画です。

僕は普段、ツインソウル研究家をやっていますので、その視点からもいろいろと語ってみようかなと思います。

また僕はもともと映画好きで、大学でも映画先行だったので、そういう視点も織り交ぜながら解説していこうかなって思います。

注意)ここから先は、ネタバレしますので、もしまだ「君の名は。」を見ていない人で、内容を知りたくない方は、先に「君の名は。」を見てから読んでくださいね。

何度も見たくなる映画「君の名は。」の秘密

まずこのアニメ映画「君の名は。」は、2度、3度と見ることで、どんどんその面白さがわかるようになっている作品です。

この映画は2016年の公開映画のなかでもダントツの249憶円もの興行成績をあげた大ヒット作品なのですが、これは繰り返し見に行ったリピーターが多かったからだと思います。

僕もはじめて映画館で見たときは、ちょっとわかりにくかったのですが、2回目に見ると、見方がまったく変わりました。

それはこのアニメ映画「君の名は。」の複雑な時系列の構成のせいなんですね。

最初のシーンが主人公三葉(みつは)と瀧(たき)が、社会人になっているところから始まるのですが、これってこの映画のラストシーンの場面ですね。で、最初のシーンなのに、いきなりセリフがラストシーンの内容の展開のセリフで始まる。なので、一度、最後まで映画を見てストーリーを知っている人は、この最初のシーンのセリフの意味がわかるのですが、はじめて見る人には、いきなり何を言ってるかわからない。。。なので、はじめて見る人は、最初のシーンから「???」になってしまいます。(僕は始めて映画館で見たときは、この最初のシーンからちょっと頭がこんがらがりました)

「君の名は。」がややこしいのは、時系列のの順番をかなりバラバラに組み替えているのに、時間の切り替えがわかりにくいところ、いや、あえて、わかりにくくしている感じですね。

なので、一度見ただけだと、最初のほうのシーンは何だったのかわからないから、もう1回見たくなる。。。で、2回目見てみると、「おお、最初にいきなりこのシーンから始まっていたのかぁ~」とちょっと嬉しくなるんですね。これでツボに入ってしまいますね(笑)

で、冒頭の社会人になっている二人の生活のシーンのあと、なんと、映画なのに、まるでテレビアニメのようにオープニングの歌が挿入されますね。(これも最初見たときはわかりにくかった。。。)

このオープニングの歌でも、このあと展開される三葉(みつは)と瀧(たき)の二人の成長と、二人がお互いを探している様子とその繋がりが描かれています。なので、このオープニングの歌も、2回目見たときのほうが感動します。一度ストーリーを知ってから見るとこのオープニングの歌のときの三葉(みつは)と瀧(たき)の表現はとても嬉しいですね。でも初見だと、まだストーリーを知らないので、そこに描かれている絵がなんなのかわからないので、頭が「?」になりますね。

オープニングの歌のあと、ようやく、過去にもどって高校生の二人の男女入れ替わりの話がスタートしますね。でも、そのあとも、けっこう時系列が交差します。

少し映画やマンガのストーリーの作り方の話をしましょう。

まず時系列通りにA→B→C→D→・・・→X→Y→Zという順番通りの流れのストーリーをつくります。

で、これを観客にどういう順番で見せるかというのが、ストーリー構成になるんですが、この「君の名は。」の時系列は、Y(社会人になった二人)→オープンニングの歌(全体のダイジェスト・イメージ)→A(電車で会ったときの三葉のセリフのみ)→B(入れ替わり初日「目覚めから鏡まで」)→D(入れ替わり翌日「朝ごはんのシーン」)・・・と言う感じで、冒頭からいきなり時系列をかなり組み替えて、構成されています。

入れ替わりのシーンでは大胆にエピソードがカットされていて、どんどん日にちが飛びます。また日にちが戻るシーンもあります(スマホの日付で表現されていたりする)。このあたりの繋ぎ方が軽妙なので、見ていてテンポが良いんですね。ただ、一回見ただけだとちょっとわかりにくいですね。2回目以降の視聴で、注意してみていると日にちの前後移動がよくわかるようになりますね。

もちろん、こういう時系列の組み換えというのは、他の映画にもよく見られることなのですが、、、「君の名は。」は、正直、わかりにくいんです。

なぜわかりにくいかというと、主人公が成長しても顔が変わらないから。。。(服装だけで年齢を判断しないといけない。。。)

時系列組み換えが行われている映画だと、わかりやすいものだと、テロップで、「5年前」とか「翌日」とかって説明したりもしますが、、、「君の名は。」はあえてそういうことをせずに、観客の時系列感覚を錯覚させるような作りになっているんですね。(たぶんわざとです)

なので、この映画は、1回見ただけだと絶対にわからないんです。でも、2回見ると、急に「おお、こういう時系列の組み換えになってるのか、、、面白い!」となるんですね。

また3回目以上見ると、今度は細部まで作りこまれた様々な仕掛けがどんどん発見できていくので、そこでもまたまた引き込まれてしまいます。正直、この様々な仕掛けは一回見ただけだと、映像が早すぎて見逃してしまうところが多いですね。

もはや、ブルーレイやDVDで、ストップボタン押したり、巻き戻しして、ひとつひとつ確認しながら見ないと、その真の面白さに辿りつけない作品なんだなって思いました。

ちなみに僕は3回見ました。一番面白かったのは、やっぱり3回目ですね。

それぞれの回の見方はこんな感じです。
・1回目は、ストーリーを知るための視聴。
・2回目は、時系列を確認するための視聴。
・3回目は、細部に仕組まれた様々な仕掛けを確認するための視聴。


って、感じで、見れば見るほど、スルメのように面白くなっていきますね。

それとこの映画は、けっこうタッチが軽いので、繰り返し見やすいです。こういった時系列の組み換えや細部の仕掛けの作りこみによって、何度も繰り返し見たくなる作品に仕上げたことが、この映画をモンスター級の大ヒットアニメにした要因なのではないでしょうかね。

さて、今回、僕がいろいろと語っていこうと思うのは、その細部に仕組まれた様々な仕掛けの部分です。

この細部の仕掛けに、まさに、スピリチュアル・ツインソウル的要素が詰まっているのですね。

では、順不動になってしまいますが、ひとつずつ「君の名は。」の魅力に迫ってみましょう!

※ちなみに「君の名は。」は新海誠監督が書いた小説版があるんだけど、僕は小説版は読んでいません。とりあえず、映画のみを見ての感想です。

「君の名は。」の細部に仕込まれた仕掛けの数々

さて、ひとつずつ僕独自のスピリチュアルな知識も織り交ぜながら解説していきましょう。

三葉(みつは)の教室での”ユキちゃん先生”の黒板の説明

まずこの映画のなかので、この映画そのものを解説するようなシーンがあります。それが三葉(みつは)の学校の教室で、古文の”ユキちゃん先生”が「黄昏時」を説明するシーンですね。

この”ユキちゃん先生”は、、、新海誠監督の前作「言の葉の庭」で出てきた人ですよね^^


『言の葉の庭』 [Blu-ray]

新海誠監督作品内でのスピンオフなので、ファンにはけっこう嬉しいシーンです。が、そこに気をとられているとあっという間にこの説明終わっちゃうので、重要なシーンなのに、一回目の視聴時は理解する前に終わっちゃうかも、、、2回目以降の視聴ではしっかり確認しましょう!

このシーンで”ユキちゃん先生”が、黒板に書いてるのは、
「黄昏時」=「逢う魔が時」=「誰そ彼」=「彼誰そ」=「彼は誰」 
です。

ちょうどこのとき三葉(みつは)はノートに書かれた「お前は誰だ!」という文字を見ていますね。

もう、これね、この映画のテーマそのままなんですね。たぶん、この映画って、ここからスタートしてるんだと思います。

ちょっとスピリチュアル的に「黄昏時」を説明しますね。どんなものでもそうなんですが、対をなす二つのものが交わる線の上は、歪みが生じるんです。で、その歪みが、時空を歪めて、あの世とこの世を結び付けたり、違う異世界をつなげたりするんです。風水や陰陽でいうところの鬼門です。これ、スピリチュアルや陰陽の基本です。陰陽の基本の詳しく解説は「簡単!陰陽の仕組み講座」の記事に書いてます。

さて、この「黄昏時」をこの物語の舞台である糸守町では「片割れ時」と方言で呼ぶという説明があります。

ここがポイントですね。

ラストのほうで、三葉(みつは)と瀧(たき)が、時空を超えて、この「片割れ時」の瞬間だけ出会うシーンがあります。

ここ特に説明がありませんが、スピリチュアル的解釈だとこれは「黄昏時」の陰(夜)と陽(昼)の境のあいだだけ、異空間が繋がるってことですね。

この三葉(みつは)と瀧(たき)が時空を超えて出会うシーンは、新海誠監督の初期の作品「雲のむこう、約束の場所」の焼き直しシーンですね。


「雲のむこう、約束の場所」Blu-ray

「雲のむこう、約束の場所」でもほとんど同じ演出で、パラレルワールドにいる二人が出会うシーンがありますね。しかし「雲のむこう、約束の場所」では二人が時空を超えて出会う意味に説得力があまりなかった。。ですが「君の名は。」では、「黄昏時」の時空のゆがみというスピリチュアル的な解釈で、それを説明しているのですね。お見事なシーンです!

満月と半月

この満月と半月の演出は気づきにくいのですが、かなり凝っていましたね^^

瀧(たき)が奥寺先輩とのデートが終わって、三葉(みつは)に連絡しようとして繋がらなかったとき、このときで入れ替わりが終わってしまうのですが、その瀧(たき)の頭上には満月があります。

しかし、そのあとこの満月が次第にかけていくのです。そして、瀧(たき)の脳裏から三葉(みつは)や糸守町の記憶が次第に消えていく。瀧(たき)は、なんとか、その記憶の片りんをたどって、糸守町を探しに飛騨高山へ行く。で、ラーメン屋で、糸守町が3年前に彗星落下で消えてしまったことを知るんですが、このとき、瀧(たき)が来ているTシャツがなんと”半月(ハーフムーンって字まで書いてる)”なんですね。

これ、つまり、三葉(みつは)と繋がっていたときは、満月で満ちていたけど、糸守町が3年前に消えた事実を知ったときには、この世界には瀧(たき)という半分の魂しか残っていないという意味で、ハーフムーンになってしまったってことなんですね。

このあたりの細かい仕掛けでも、ツインソウル(=ツインレイ)を表現しようとしているところがスゴイですね!

で、ラストのほうで、命の助かったもう一つの世界の三葉(みつは)と、瀧(たき)が、社会人になって、二人ともが東京で暮らしているというシーンになると、満月にもどっているんです。

この満月と半月の演出は、3回目見るまで、気づきませんでしたね。かなり凝ったことやっています^^

扉の開け閉め

「君の名は。」を見ていると、まるで部屋を真っ二つに割るように、画面から奥に向かって引き戸や、電車の扉が、バーーンって、開いたり、閉じたりする画面がいっぱい出てきます。

これもさっきの月と同じような演出ですね。

引き戸というのは、二つの空間を2分化したり、ひとつにしたりすることができますね。

引き戸が開くときは、三葉(みつは)と瀧(たき)の心が繋がっているとき

閉まるときは、二人の心が繋がっていないとき

だと思います。(たぶん)

面白い演出ですね。

犬が気づく!

瀧(たき)になった三葉(みつは)が、友達とはじめて東京のカフェに行ったシーンで、隣の席の2匹の犬が、瀧(たき)をじっと見ながらしっぽを振っている演出がありますね。これ、面白いですね。

犬や猫って、人間よりも霊的なものを知覚するので、瀧(たき)の身体に三葉(みつは)の魂が入っているという霊現象を、犬が気づいてるってことなんだと思いました。

こういう人間が気づかないけど、犬や猫は霊的なものに気づいて、じっと見るというのは実際にもありますね。

また映画でもよく使われる手法ですね。

むすび

瀧(たき)が雨に濡れながら、宮水神社の御神体の山に登っていくシーンで、瀧(たき)は、おばあちゃんの言っていた”むすび”について考えます。で、雨宿りしながら、”おむすび”を食べます!(笑) まぁ、ダジャレっちゃあ、ダジャレなんだけど、、、そもそも”おむすび”って、造化三神の神様である「たかみむすびの神」と「かみむすびの神」に由来するもので、いわゆるこの2神は対をなす”結び”の神様なんですね。なので、ただのダジャレではなくて、そこまで踏み込んだ演出なんだと思います^^

彗星を魂の生まれ変わりの”転生”に重ねる演出

彗星落下によって消えた糸守町で、瀧(たき)は宮水神社の御神体の山にのぼり、口噛み酒を飲み、そこから3年前の三葉(みつは)の身体にダイブするのですが、、、そのダイブの途中のシーンで、瀧(たき)は、三葉(みつは)の記憶(=潜在意識)の深くまで潜り、三葉(みつは)が生まれる前の魂として地球へ降りてくるシーンが描かれます。

この魂の地球への降下シーンを、そのまま彗星の映像表現と重ねているので、一見これが、魂の地球への降下シーンだとは気づきにくいのですが、光が日本に落ちたあと三葉(みつは)が細胞から生まれる描写があるので、これは魂の地球への降下シーンなんですね。

で、魂は地球へと降下する途中で、まさに映画で描かれるティアマト彗星と同じように核が割れて、2つに分かれて降りていくんです。で、その2つに分かれたほうには、瀧(たき)がシルバーコードで繋がっている。

シルバーコードとは、人間の肉体と幽体をつなぐものです。幽体離脱などをすると、肉体とのあいだにシルバーコードがどこまでも伸びてちゃんと繋いでおいてくれるのだそうです。まぁ、ようするに魂につながるヒモってことです。

このシルバーコードを、「君の名は。」では、赤い組みヒモで、表現しています。

飯田史彦さんが昔書いた本「ツインソウル ~死にゆく私が体験した奇跡」のなかで、ツインソウルは、魂が地球に降り立つときに、二つに分かれて、それぞれが別の人間の身体に入るというような考えを発表されているので、たぶんこの映画では、この飯田史彦さんの本の考えを映像化しているのだと思います。(※ちなみに僕はツインソウルはこの本のように単純だと思っていませんけどね。。。)


ツインソウル ~死にゆく私が体験した奇跡  飯田史彦著(PHP文庫)

この”魂の地球への降下シーン”での、ツインソウルの描き方は、モロですね。そのままです。ストレートです。新海誠監督作品は、いつもツインソウルがテーマなんでしょうが、ここまでそのままストレートに表現しちゃうとは思い切りましたね~!

でも、あんまりスピリチュアル全開にしてしまうと、一般受けしないので、ティアマト彗星の分裂と映像をダブらすことで、うまく溶け込ませていますね。上手いですね。

また「君の名は。」では、学研の雑誌、月刊「ムー」が何度も映像に映ります。あえて、スピリチュアルではなく、都市伝説やオカルト的なくくりにすることで、うまく大衆化に成功していますね。

おばあちゃんの説明セリフ

この映画のなかで、わざと説明セリフをするのが、三葉(みつは)のおばあちゃんですね。おばあちゃんのセリフをよく聞いていないと、この映画は掴めなくなりますね。

おばあちゃんの説明する、組みヒモが象徴する時間のねじれや交差の話がありますが、この映画そのものが時系列がバラバラに組み替えられて、時間が行ったり来たりすることや、瀧(たき)と三葉(みつは)の2つのストーリーがねじれたり交差したりすることに重ねられていて、見事な象徴になっていますね。

また1000年前の宮水神社の始まりと古文書の消失の話など、おばあちゃんの説明セリフを聞きのがすと、この映画はよくわかんなくなりますので、おばあちゃんの説明セリフをしっかり聞いておきましょうね^^

おばあちゃんの説明セリフのなかで、一番、印象に残ったのは、夢の記憶は消えてしまうというくだりですね。

なるほど~っと思いました。確かに、夜見る夢って、朝起きたら、「あれ? なんだっけ? 思い出せない」ってなりますよね。

だから、瀧(たき)や三葉(みつは)は入れ替わりの記憶を失くしてしまうんですね。

でも、心の奥で、ずっと何かがその記憶を覚えているので、「よくわからないけど、誰かを探している」感じがしてしまうんでしょうね。

これはね、スピリチュアル的にいうと、前世なんかがそうですね。前世の記憶って、生まれる前に忘れてしまうんだけど、やっぱり身体のどこかに残っているので、今世で出会うと「あれ? 前にどっかで会ったような? でも初対面だよな~、、、あれ、、前世かな??」なんて感覚になったりしますね。

また、ツインソウル、、特に魂の片割れであるツインレイやツインフレームに出会ったときは、ホントにいきなり「やばい、初めて会ったのに魂が知ってるって言ってる」ってなりますね。(これは僕の経験談だけどね。。。)

この「君の名は。」のように、男女が入れ替わったりってことは、実際のツインレイやツインフレームではあり得ないと思うけど、前世という観点ではあり得ますし、前世という観点では、記憶が消えてしまうというのもありますね。

なので「君の名は。」のラストで描かれるような、初めてだけど前から知っている、という感覚は実際にも起こり得るシュチュエーションだと思います。(僕は何度も体験してるので。。。)

それにしても、おばあちゃんのこの「夢の記憶は消えてしまう」というセリフって、けっこう深いですね。

実際に僕たちは毎日寝ていて、多くの場合、寝ているときには幽体離脱して、霊界(アストラル界)に戻っているんだけど、朝起きると霊界に戻っている記憶はなくなるって言われていますので、まさに僕たちはこの瀧(たき)や三葉(みつは)のような体験を毎日やっているのかもしれませんね。

ラストにタイトル

「君の名は。」では、タイトルが、一番最後に登場します。

わざわざオープニングの歌があるのに、ここではタイトルを出しません。で、最後に出してきますね。これもひとつの時系列組み換えの手法なんでしょうが、こういう一番最後にタイトルを登場させるというのは、アニメでは1984年に公開された押井守監督作品「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」で使われた活気的な手法です。

「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」は、時間がループしたりして観客がだんだん時系列が混乱して不思議な世界に巻き込まれていくというアニメスタイルの最初の作品で、日本アニメ界における革命的な作品だという位置づけになっていますが、「君の名は。」でも、たぶんそのあたりを踏襲しているのかなって思いました。

またラストにタイトルを出すことで、ある意味「ここからが始まり」という意味を持たせているのかもしれないなって感じます。

新海誠監督作品としての分析

今回の「君の名は。」は、新海誠監督作品なのですが、過去の新海誠監督作品とかなり雰囲気が違いますね。

それは、プロデュ-サーの川村元気さんがかなり脚本の段階から、口出ししているからみたいですね。川村元気さんが新海誠さんの脚本をかなり売れ線系に修正するようにもっていったみたいですね。

川村元気さんというのは、東宝のプロデュ-サーで「電車男」や「モテキ」などのヒット作品を作ってきた人ですね。

なので、たぶん川村元気さんの意見がかなり加わっていると思う「君の名は。」では、最後は瀧(たき)と三葉(みつは)が再会するハッピーエンドで終わっています。

でも、これまでの新海誠監督作品だったら、二人がもしもツインソウルであっても最後は再会のハッピーエンドにしただろうか?って考えちゃいますね。

新海誠監督の描く、”ツインソウル”や”一途な恋”的な作品での終わり方って今までだとちょっと違ったりもしますね。新海誠監督の意図はどっちかというと「秒速5センチメートル」なんじゃないかなと思います。ある意味、「君の名は。」とは対照的な作品ですね。


秒速5センチメートル [Blu-ray]

でも、ま、僕としてはハッピーエンドのほうが見終わってスッキリするので、好きですけどね。

また、今回、新海誠監督の過去の作品や「君の名は。」を見て、強く感じるのは、この監督がやりたいのは、村上春樹の文学の映像化なんだなってのが、ものすごくわかりますね。

過去の作品で描かれる主人公の男性のモノローグでの語りや、自分の内に閉じこもる性格描写は、村上春樹の強い影響ですね。

今回の「君の名は。」で描かれた”眠ると別の人生と入れ替わる”というのも、村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の世界感そのままですし、ツインソウル的な男女の話が交錯していくというのは村上春樹の「1Q84」の世界にも似ています。

「君の名は。」に散りばめられた様々な仕掛けも、やはり村上春樹的ですね。

もちろん新海誠監督は、村上春樹のファンであることを公言していますし、「言の葉の庭」では村上春樹の「アフターダーク」も描かれていますね。

なのできっと新海誠監督は、小説ではなく、映像という表現のなかで、村上春樹の世界に近づこうとしているのかなって思ったりもしますね。今後の新海誠監督作品がとても楽しみです^^ (まぁ、アニメなのでさすがに村上春樹のようにセックスの描写までは踏み込めないでしょうけどね。。)

8年=無限

最後に蛇足というか、深読みしすぎのコーナー!

瀧(たき)や三葉(みつは)が再開するのは、糸守の彗星落下から、8年後です。これは街中の大きなテレビモニターに大きく8年と映し出されます。そしてその8の数字の横に、2回の彗星落下によってできた二つの湖が、これまた8のようなカタチをしています。

この”8”という数字のカタチに、新海誠監督は、何か意味を持たせているのがわかりますね。

たぶん二つの意味を持たせているのでしょう。二つの魂がひとつになったカタチ。そして∞(無限)という象徴。

瀧(たき)や三葉(みつは)が再開するのは8年後、、、、しかしそれは同時に∞(無限)という時間なのかもしれませんね。(深読みしすぎかな???)

この他にも「君の名は。」には、たくさんの仕掛けがほどこされていますので、後ろのポスターとかいろいろ観察するといっぱい面白い発見があったりすると思いますよ^^

まぁ、時系列にちゃんと並べ直すと「あれ?ここ矛盾してる」ってところもあったりすのですが、でもそういうのを帳消しにできるぐらい、細部まで丁寧によく作りこまれた素晴らしい作品だと思います。

僕、「君の名は。」を見るとね、なんかね、毎回鳥肌立っちゃいますね。。。。なんかね、ツインレイの映画ですよね。これね。モロにね。。。。よくできていますね^^

とぷす君メニュー

kb個別お茶会(個人相談)
東京:受付中(60分~)

kbみんなdeお茶会(少人数制)
東京:10月29日(日)満席

smi東京大神宮ツアー付きセミナー「日本の神様と神社のお話」
東京:11月11日(土)

枠表とぷす君DVD
地方在住の方にはこちらがおすすめ!


枠表とぷす君の無料メルマガ
発行部数1100部超え!ブログに書けない秘密のお話はメルマガで♪

【スポンサーリンク】

【スポンサーリンク】


サブコンテンツ

とぷす君DVD



とぷす君が作ったDVD。魂の輝く仕組みがアニメでわかる!

とぷす君の無料メルマガ

このページの先頭へ